~チア&ダンスの総合イベント 東北チアフェスティバル TOPICS① ~

東北チアフェスティバル実行委員会・事務局長 石河美奈さんインタビュー

2017年7月に仙台で初開催されるチア&ダンスの総合イベント「東北チアフェスティバル」。実行委員会を代表して、事務局長の石河美奈さんにお話を伺いました!

東北チアフェスティバルを開催することとなった経緯や、このイベントへの想いなどをお話しいただきました。

---まずは、石河さんご自身がチアを始められたきっかけや、これまでの活動についてお聞かせください。

福島県出身の私がチアリーダーになりたいと思ったのは、東京で見たアメリカンフットボールのチアリーダーへの憧れがきっかけでした。大学進学と共に上京し、その夢を叶えました。

そして、「東京に行かなくても、地元で、地元の女の子たちがチアリーダーの夢を叶える環境を作りたい」という思いから、チアチームの立ち上げや、チアリーダーの育成に奔走して、約20年が過ぎました。

 

---この20年で、東北のスポーツも大きく変わりましたよね。

Jリーグのベガルタ仙台や、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスをはじめとしたプロスポーツチームの発展、そして東北6県にチームが存在するBリーグの誕生で、東北6県全てがスポーツを通じて繋がることができるようになりました。

「男の子の憧れがプロスポーツ選手なら、女の子の憧れはチアリーダー」。チームを支え、そして地域に貢献するチアリーダーになってほしい、と思うようになりました。 

 

---子ども達に、もっともっとチアの素晴らしさを知ってほしいという思いがあるのですね。

「チア」にもいろいろな世界があります。

人を応援するチア、大会出場など競技としてのチアダンスやチアリーディング、スポーツを応援するチアリーダーチームにも様々なテーマがありカラーが異なります。米国ではチアリーダーは「ロールモデル(地域社会の模範)」と言われていて、その思いを大切にしているチームもあると思います。

未来を担う子ども達のために、そんな色々な種類のチアやダンスを見せてあげたい、色々なチームのカラーがあることを知って欲しい。そして、それぞれの地域で活動しているチアリーダー達のバッググラウンドは違っても、共通点はみんな一生懸命に生きて、そしてそれをパフォーマンスとして表現していることを、東北の多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。そのような思いが、この「東北チアフェスティバル」開催のきっかけになっています。

 

子ども達の可能性は無限です。見る世界が広がれば広がるほど、子ども達の夢への世界観も広がります。目の前で上がるスタンツを見たり、ラインダンスなどのテクニックに釘付けになったり、そういう時間がとても必要だと思います。たくさんの素敵なチアリーダーやダンサーを見て「いつか、私もあのお姉さんたちのように世界で活躍するような人間になりたい。」と目標ができれば、もっと頑張ることができるし、夢の実現へ向けての近道となるはずです。


 

---東日本大震災後、多くのチアリーダーが被災地で活動をされてきたと伺いました。

はい。被災地のチアリーダーは「チアリーダーとしての使命」を果たすべく、何度も被災地に足を運び、心寄り添う活動を行ってきました。震災後は活動ができなくなったり、原発事故の問題から県外に避難を余儀なくされ、チームを解散せざるをえなくなったりと、自らが被災しながらも活動を続けてきたチアリーダーもいます。

家族を失った方や故郷に帰ることができず苦しむ方々の側に寄り添ううちに、私達がチアリーダーとして笑顔でダンスを踊る場所があることがどれだけ幸せなことなのかということを感じる日々でした。

また、震災当時に世界最高峰のNFLやNBAで活躍していた日本人チアリーダーの方たちも、東北を心配し、帰国のタイミングで東北に足を運び、子ども達へのダンスワークショップなどを開催してくれました。

 

震災があり、悲しみも苦しみも経験しましたが、全国からのたくさんの支援を頂き、絆の大切さを実感しました。私自身も母の急死が重なり、辛い時期が続きましたが、悲しみを乗り越えて亡くなった人の分も一生懸命に生きて行くということを誓い、今の原動力になっています。

 

そして、チアリーダーは、表現者でもあります。生きている中で感じる喜びも感謝の気持ちも表現することができます。

東北に寄り添い、元気付け、そして自らも輝き続けているチアリーダーだからこそ、その力を結集して東北の笑顔と元気を発信できると思っています。東北のパワーを通じて、日本全国だけでなく世界に恩返しの気持ちを伝えたい。震災から6年が経ち、「東北チアフェスティバル」が開催できることは、復興の歩みとも重なります。

 

---開催が決まるまでに、苦労されたことや大変だったことはどのようなことでしたか?

ゼロからのスタートでどうして良いかわからず、何もできない自分に焦りばかりが募り、本当に苦しかったです。でも、実行委員会を立ち上げてからは、東北ゴールデンエンジェルスやベガルタチアリーダーズ・89ERSチアーズといった地元のチアチームやOGメンバー、そして、いつもスポーツの試合会場でお世話になっている演出チームの皆さんや、会場となっているゼビオアリーナの皆さんも一丸となって頑張っているので、頼もしいです。

 

東北の子ども達に、アリーナの雰囲気を味わって欲しいと思ったので今回はエントリーフィーが無料です。なかなか資金繰りも大変です。開催まで時間がない中で協賛くださった企業の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 

出演者募集のPR活動
出演者募集のPR活動
運営委員会による定例会
運営委員会による定例会

PR活動
PR活動

 

---そのような東北のみなさんの思いが集まり初開催となる今回の東北チアフェスティバルには、たくさんのチアリーダーが集結、内容も盛りだくさんのようですね。

一般参加のステージでは69のチームが日頃の練習の成果を披露します。そして、東北のプロスポーツチーム10チームと、全国から集まるチアリーダーによる東北応援ステージの2部構成。地元のアーティストも応援に来てくれる予定です。

 

また、当日は、チームに所属していないという方や、エントリーできなかったという皆さんもステージで踊る事ができます。震災後から東北の子ども達へダンス教室などを通して、夢作りのサポートをしていた「トビラプロジェクト」から、世界で活躍経験のあるレジェンド達が、世界と東北をつなぐダンスワークショップなどを開催します。これだけ多くのプロフェッショナルが直々に指導にあたることも珍しいので、全国からの参加をお待ちしています。

そして、チアやダンサーをお子様にもつ保護者の方にもセミナーや各種ブースで素敵な情報をお届けする予定です。

 

まだまだチケット販売中ですので、ぜひゼビオアリーナ仙台にお越しください!

 

今回は初開催となりますが、元気を取り戻した東北に、いつか、多くのチームが全国や世界中から集まるようなフェスティバルとなるようにしていきたいと思っています。


掲載日:2017.7.18

「東北チアフェスティバル2017 supported  by KADAN ~東北の笑顔と元気を発信!~」は、2017年7月29日(土)に宮城·ゼビオアリーナ仙台で開催!

 

☆開催概要、チケット情報などはこちら

 

☆公式サイト :https://www.tohokucheerfes.com/