～映画「チア☆ダン」TOPICS⑦ ～
完成披露試写会に、広瀬すずさんらキャストが登場！
映画『チア☆ダン ～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～』の完成披露試写会が、2月12日(日)都内で行われ、主演の広瀬すずさんをはじめ、中条あやみさん、山崎紘菜さん、富田望生さん、福原遥さん、天海祐希さん、河合勇人監督が登壇しました！
試写会は、日本チアダンス協会（JCDA）がプロデュースするオールスターチーム「Team JCDA」によるパフォーマンスでスタート。会場後方に設けられたステージに「Team JCDA」が登場すると、会場は一気に盛り上がりました！
「Team JCDA」の迫力あるパフォーマンスで場内が盛り上がった後、チアリーダー部 JETSのメンバーを演じた５人のキャストがポンポンをもって登場！試写会来場者のほとんどが女性ということもあり、会場は「キャー！！」という大きな歓声に包まれました。
大原櫻子さんが歌う映画の挿入歌「青い季節」が流れると、キャストの５人はランウェイを進み、会場中央に設けられたセンターステージへ。
すると、この日「特別に」設けられたフォトセッションタイムということで、夢中でスマホ撮影をする観客のみなさん。「今日ここに来られなかった人に、この盛り上がりの様子を伝えたい」と、富田さんも自撮り棒での撮影を楽しんでいました。
広瀬さんらキャストの５人が正面ステージまで進むと、チアダンス部顧問の鬼教師役・天海祐希さんと、河合勇人監督も登場。この日の登壇者がそろうと、「すずちゃ～ん！！」「かわいいー！かわいいー！」などと会場はさらに興奮状態に。
はじめに挨拶をした主演の広瀬さんは、「ちょうど1年前に、初めてチアダンスの見学に中条あやみちゃんと行ったときは、この日を想像することすらできなくて、スタートすら見えなかったので、今日こうしてみなさんに映画を見てもらえる日が迎えられてすごく幸せに思います」と、感慨深げな様子。
他のキャストのみなさんも、
中条さん
「自分にとって、キャストのみんなにとって、こんなに愛着のある作品をみなさんに見てもらえることが本当に幸せです。」
山崎さん
「一人でも多くの方に笑顔になって、元気をもらって帰ってもらいたいです。」
富田さん
「本編ではとても濃く、ダイナミックにキャラクター一人一人が描かれています。その分、みなさんにたくさん笑ってもらえて、一緒に達成感を味わってもらえると思います。」
福原さん
「何かひとつのことに向かって、みんなで協力して力を合わせてそれを追いかけるという姿は、本当にすばらしいと思うので、そういうところを感じてほしいと思います」
天海さん
「ここにいる彼女たち、そして今日来れなかった(出演者の)彼女たちが、本当に自分の青春の一ページを飾るべく、明るく素直に美しく頑張った映画です。この映画で一人でも多くの方の背中を押すことができたらいいなと思っています。」
とそれぞれの作品への思いを語りました。
映画『チア☆ダン』は、福井県の高校チアリーダー部がたった３年で全米大会を制覇するまでの軌跡を描いた物語。
その撮影について聞かれた広瀬さんは、「3年間の話を、ぎゅっと1カ月間半位で撮ったので、本当に目まぐるしい日々でした。その中で、いろんな人の強い思いやせつなさもあり、「楽しい」っていうのが笑うだけの楽しさじゃない現場だったなぁと思います。」と振り返り、
たった３年で全米制覇してしまうという実話の映画化だと知ったときには「本当に夢のような、奇跡のような話しだなと純粋に思って、3年間努力してきたものや初代JETSのみなさんが見たり感じてたものが、全く同じものが見れるのか、同じ熱量と温度でひかりとして生きることにすごく不安がありました」と明かしました。
ダンス未経験者が多かった撮影は「合宿のようだった？」という質問に、中条さんは
「約半年間、毎日何かしら練習していました。クランクインの前から、毎日のようにみんなで顔を合わせてストレッチから始めて、リズムを取ったりダンスをしたり。１ヶ月いた新潟やアメリカでの撮影では、ずっとみんなといたので、本当に合宿のようでした。でもだからこそ仲が深まったと思います。」と語り、
アメリカロケで印象に残ったことを聞かれた山崎さんは「最後に撮影した全米大会のシーンでは、今までの練習や撮影で大変だったことを思い出しながら踊っていて、胸にぐっとくるものがあり、泣きそうになりながら踊っていました。」としみじみ。
撮影現場の雰囲気について「撮影の合間にはほんとうによくしゃべっていました。ひとのスマートフォンのカメラで勝手に自撮りしたり。でも合間にみんなでストレッチや振りの確認をしながら仲良く過ごさせてもらいました。」と富田さん。
撮影途中には、映画のモデルとなった福井商業高校JETSのみなさんが応援にかけつけ、パフォーマンスを披露したとのこと。そのときの様子を福原さんは「ほんとうに感動しました。自分達はこんなにすばらしいダンスを踊らせてもらっていたんだと、自然と涙がボロボロでて。私たちもこんなふうにうまくなって、みんなに元気を与えたいねとみんなで大泣きしながら話していました」と話し、「練習に臨む気持ちも変わった」と現役チアリーダー・JETSのみなさんに刺激を受けたことを明かしました。
撮影現場では本当に先生のようだったという天海さんは、キャストの５人について
「彼女たちは努力をする方向もすべも、なぜ努力をするのかという理由もわかっているので、見ていて不安はなかったです。でも、これだけ女の子たちが集まっているので、どこかで何かが勃発しないかと目を光らせていたのですが、ひそかなライバル心を燃やしながらもとても仲良く、いい意味でお互い競い合いながら撮影していたと思います。」と、現場の様子をお話しされました。
実話を元に映画化したことで、こだわった点について、河合監督が「モデルとなったJETSからもらった『夢は必ずかなう』というテーマをぶらさないように貫いた」と話すと、話題は劇中に出てくる「夢ノート」の話に。「自分の夢をノートに書いて、実現に向けて頑張ろう」というシーンがあることにちなみ、JETS役の5人に今自分の夢について質問が。
その中で印象的だったのは富田さんの夢「またみんなと踊りたい」という言葉。チアリーダーの誰もが思う「また踊りたい」という気持ちを、この映画を通じて感じたキャストのみなさんは「またみんなで踊りたいね」と言って撮影を終えたそうです。
最後に広瀬さんは
「今日会場にいるような同世代の方は特に、これからいろいろな未来が待っていると思うけれど、その中で夢がもし叶ったとしても、それでも努力をし続けるという大きさ、それが、私が演じていて強く感じたことです。
私はありがたいことにすごく好きな世界にいつも居させ続けてもらえているけど、だからこそ努力をしなくちゃいけないと思いました。夢を口に出すってすごく大きなことで、辛いことや悩みもあると思うけど、周りに家族や友達は絶対にいると思うので、自分を信じながらも信頼できる人を見つけて話すことで、夢がどんどん大きくなっていくと思います。
いま頑張っている人や頑張りたいことがある人、今までに頑張ったことがある人には、天海さん演じる早乙女先生の言葉や、私たちが演じているJETSの姿にはすごく刺激になるものがあるんじゃないかなと思います。それをぜひみなさんに持ち帰ってもらいたいです。
そして、同世代ではない方でも、学生時代の気持ちがよみがえるような瞬間が絶対にあると思うので、ぜひ笑って泣いて楽しい時間を過ごしてもらいたいと思います。」
と試写会を締めくくりました。
映画『チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～』は、3月11日(土)公開！
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掲載日：2017.2.15